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第5章

交際

お茶は3時間になった。

相手はよく喋った。自分の話をした。父親の話を避けながら、した。百合は聞いていた。

面白い人だな。

それだけ思っていた。

帰り道、コンビニに寄った。好きなプリンが残っていた。少し嬉しかった。

彼は毎日連絡をくれた。会うたびに花を持ってきた。百合は花の名前を知っていた。2万冊の中に、植物図鑑が何冊かあった。でも彼には言わなかった。

言う必要もないか。それだけだった。

3ヶ月後、彼は言った。「結婚してください。」

フレンチレストランだった。指輪が出てきた。

百合は指輪を見て、綺麗だと思った。

3秒考えた。

この人と一緒にいると、面白いことが起きそうだ。

「いいですよ。」

ナンパの返事と、同じ言葉だった。

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