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第五章

通知を数える

その夜、海斗は実験してみた。

スマホの通知が来るたびに、メモに正の字を書いた。

187回。

そのうち、本当に急ぎだったものは、5つもなかった。

残りは、SNSのいいね、アプリの広告、ゲームのログインボーナス、ニュースの見出しだった。

1日187回、意識を持っていかれてたのか。

会議中に、無意識にスマホを触っていたことを思い出した。

母から着信が来ていたのに、あとで見ればいいやと思って、そのままにしていたことも思い出した。

何の用だったのか、結局、聞きそびれた。


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