五十音 百 · Literary Fiction · Social · 2026
夏より冬の方が、電気代が高いのはなぜか。エアコンは熱を「作る」のではなく「運ぶ」機械だと知った日、高橋蓮は、自分の中の「熱の作り方」にも気づき始める。
Chapters
第一章
夏の電気代1.8万円、冬2.6万円。同じ「つけっぱなし」なのに、8000円も違う。
Read →
第二章
エアコンは熱を作ってるんじゃなくて、運んでるの。ただの引っ越し。
第三章
怒るのって、ゼロから熱を作ることなんだよ。
第四章
我慢は、熱を作っておいて、蓋をすること。座禅は、そもそも作らない練習。
第五章
薪をくべるな。涼子の言葉を思い出した。
第六章
作った熱は、いつか自分の中から消えていく。運んだ熱は、自分は減らない。
第七章
無視じゃなくて、もっとちゃんと感じるための練習。
第八章
冬が来る前に、少しでも坂道を緩くしておこう。
エピローグ
涼しくしている方が、安いんだよ。それに、たぶん最初から、ちゃんと足りてたんだと思う。